開催趣旨
これからの我々の仕事は,AIやIT化によって置き換えられ続け,人間は,変化しつづける社会に対応しなければならなくなる。この状況は,時として「リスキリングの危機 (reskilling emergency) 」と呼ばれている。加えて,高齢化社会の到来は,人々に労働年齢の延長を強いており,我々は歳を重ねてもなお学び続けなければならない。
学び続けるには,従来の学校教育のように,限られた時期に,集中的に教育を施すという機能では対応できない。また,いつでも何処でも学べる学びの仕組みを持つといわれるオンライン教育も,それだけでは,生涯にわたる学びを実現できない。
我々が生涯に渡る学びを得るためには,いつでも何処でも学べることだけではなく,信頼のおけるコンテンツを学び学んだ結果を着実に積み上げる仕組みが必要である。そのためには生涯IDを保有し,手に入れた学びを証明するためのマイクロクレデンシャルとTrusted Webの仕組みなどが必要となる。
本シンポジウムでは,こうした生涯に渡る学びの未来を見据え,Trusted Web,生涯ID,マイクロクレデンシャルなどのテクノロジーを踏まえた上で,現代社会の中でどのように学びを見直すべきかを問いかけます。
講演者
大学改革支援・学位授与機構 教授
坂口 菊恵
慶應義塾大学大学院
政策・メディア 特任教授
鈴木 茂哉
京都大学 教授
中村 素典
大阪教育大学 特任教授・学長補佐
NPO法人コンソーシアムTIES 附置研究所 主任研究員
堀 真寿美
日程
2024年10月19日(土)
シンポジウム:13時30分~18時(受付13時00分~)
情報交換会:18時30分~20時
開催方式
対面形式とオンラインのハイブリッド開催
会場
シンポジウム:大阪教育大学みらい教育共創館,及びZoom
住所:〒543-0054 大阪府大阪市天王寺区南河堀町4-88 大阪教育大学みらい教育共創館4F 402未来型教室
講演者(敬称略) / 講演テーマ
開会挨拶
NPO法人コンソーシアムTIES 理事長 柳澤 保徳
基調講演I
大学改革支援・学位授与機構 教授 坂口 菊恵
『日本でマイクロクレデンシャルを実装するには』
基調講演II
慶應義塾大学大学院 政策・メディア特任教授 鈴木 茂哉
『Trusted Web とリスキリング』
基調講演III
京都大学 教授 中村 素典
『多様性のある社会におけるID管理』
一般講演
大阪教育大学 特任教授・学長補佐、NPO法人コンソーシアムTIES附置研究所 主任研究員 堀 真寿美
『クレデンシャルが変える未来の学び』
パネル討論
ファシリテーター:NPO法人コンソーシアムTIES 附置研究所長(札幌大学長) 大森 義行
パネラー:講演者各位を予定
『学び続ける未来のために』
ご案内
『コミュニティ Coto Learn のご案内』
クロージング
NPO法人コンソーシアムTIES 附置研究所長(札幌大学長) 大森 義行
◆ 情報交換会:18:30~20:00
定員
現地参加者:80名まで
ZOOM参加者:100名まで
参加費
【参加費】現地参加者:会員,共催・後援者無料(非会員5,000円) ZOOM参加者:無料
【情報交換会費】5,000円
※会員年会費は3,000円で,ご入会いただければお得です。ぜひこの機会にご入会をお勧めします。
詳細はこちら
当日,受付でもご入会いただけます。
対象
本シンポジウムのテーマに関心を持つ個人の方,企業,学術機関,政府機関,非営利団体などのあらゆる組織の方を対象
チラシデータ
主催
共催
後援
文部科学省(申請中)
大学eラーニング協議会
CAUA
日本オープンオンライン教育推進協議会JMOOC
一般社団法人日本1EdTech協会(申請中)
一般社団法人 大学ICT推進協議会(AXIES)
参加申込
【締切り】2024 年10月10日
【申込方法】画面右側の申込フォームボタンより申込み
連絡・お問い合わせ
NPO法人コンソーシアムTIES シンポジウム担当
TEL:06-6718-4688 FAX:06-6718-5073
eメール:
URL:https://www.cties.jp/